ワードの行間が勝手に広がるのはなぜ?原因と一発で直す設定を徹底解説

ワードの行間が勝手に広がるのはなぜ?原因と一発で直す設定を徹底解説について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。

ネット上のQ&Aサイトや簡易的な解説記事では、「行間を詰めるには行間設定を『1行』にすれば良い」という言説が散見されます。しかし、現場で実際に試した人の多くが「1行に設定してもまったく狭くならない」という壁にぶち当たります。前述の通り、グリッド線吸着が有効になっている限り、どれほど行間メニューで「1行」を選ぼうと、グリッド線の倍数ルールが優先されてしまうためです。

そこで浮上するのが、絶対的な数値を直接指定する行間の固定値設定です。固定値を選択すると、背後のグリッド線を完全に無視し、ユーザーが指定したポイント数(pt)で厳格に1行の高さをロックできます。タイトル文字を大きくしても行間が間延びせず、DTPソフト(InDesignなど)のような緻密な版面設計が可能になります。

ただし、ここには重大な落とし穴が存在します。フォントサイズよりも小さい数値を固定値に設定すると、文字の上部が水平にスパッと切り落とされたように欠けてしまうというトラブルです。たとえば、文字サイズが14ptの見出しに対して行間の固定値を12ptに設定すると、文字の頭が上の行の余白に隠れて描画されなくなります。固定値を美しく運用するための鉄則は、「フォントサイズ + 4〜8pt」を目安に設定することです(例:10.5ptの本文なら固定値16〜18pt、14ptの見出しなら固定値20〜22pt)。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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