うつ病で過食が止まらない理由とは?非定型うつや薬の影響と最新対処法
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うつ病の中でも、特に食欲亢進が顕著に現れるタイプとして非定型うつ病が挙げられます。従来の典型的なうつ病(メランコリー親和型)では「食欲不振・不眠・体重減少」が目立つのに対し、非定型うつ病では正反対の症状が前面に出るという際立った特徴があります。
非定型うつ病の診断基準(米国精神医学会DSM-5など)において極めて重視されるのが、過食と過眠の併発です。日中強い眠気に襲われて10時間以上寝てしまうにもかかわらず、目覚めると飢餓感に突き動かされるように高カロリーな食事を摂取してしまうケースが典型例です。また、好ましい出来事があると一時的に気分が明るくなる「気分の反応性」や、他人の言動に過敏になり激しく落ち込む「拒絶過敏性」、鉛のように手足が重く感じる「鉛様麻痺」といった症状も併せて観察されます。
自身や家族の症状を振り返るための非定型うつ病チェックポイントとして、以下の傾向に当てはまるかどうかを確認してみると客観的な整理に役立ちます。
- 良いことがあると一時的に元気になるが、嫌なことがあると極端に落ち込む
- 夕方から夜間にかけて気分が悪化し、食欲が急激に増大する
- 1日の睡眠時間が極端に長く(過眠)、起き上がることが困難である
- 周囲の何気ない批判や拒絶に対して激しい怒りや強い絶望感を覚える
- 手足が鉛のように重たく感じられ、身体が思うように動かない