誰も知らない』実話の衝撃真相!母はなぜ消えた?子供たちの現在とは

誰も知らない』実話の衝撃真相!母はなぜ消えた?子供たちの現在とはとはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

映画の劇中では、タレントのYOU演じる母親・けいこが「好きな人ができたの」と無邪気な笑顔を見せ、まるで少女のような無責任さで家を去る姿が描かれます。多くの観客に強烈な不快感とやるせなさを与えたこの描写ですが、実際の母親の供述はさらに現実的な身勝手さと逃避に満ちていました。

裁判記録や当時の公判報道によると、母親はデパートの店員などを務めながら生活していましたが、複数の男性との間に子をもうけては破局を繰り返していました。父親たちはいずれも認知せず姿を消し、母親は社会的な恥や世間体を恐れて出生届を出さないまま子供を増やしていきました。そして1987年の秋、新たな交際相手である男性から同棲を求められた際、「子供たちの存在が新しい恋の障害になる」「自分の女としての幸せを手放したくない」という身勝手な心理から、アパートに子供たちを置き去りにして男性のマンションへ移り住んだのです。

母親はたまに長男へ電話をかけ、「元気でやってる?」「お金は足りてる?」と口先だけの心配をして現金を届けていましたが、次第にその間隔は空いていきました。事件発覚後、保護責任者遺棄致死罪および保護責任者遺棄罪に問われた母親に対し、東京地裁が下した判決は「懲役3年・執行猶予4年」というものでした。当時から「あまりに軽すぎる判決」と世論の激しい批判を浴びましたが、法廷が「母親自身も孤立無援の貧困に喘ぎ、精神的に追い詰められていた」という情状を一部汲み取った結果でした。母親はその後の消息を絶ち、一般社会の陰へと消えていきました。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest