世論調査の電話がかかってくる確率は?仕組みと詐欺の見分け方を徹底解説
世論調査の電話がかかってくる確率は?仕組みと詐欺の見分け方を徹底解説について押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。
「どこかで電話番号を登録した覚えがないのに、なぜ自分の携帯にかかってくるのか」と疑問を持つ方が少なくありません。しかし、これは名簿業者から個人情報を買ったわけでも、アプリから情報が漏洩したわけでもありません。その正体は「RDD(Random Digit Dialing=乱数番号指定)方式」と呼ばれる統計サンプリング手法です。
RDD方式では、総務省が公表している市外局番や携帯電話の事業者識別番号(090-XXXXなど)に基づき、下4桁などの数字をコンピューターが完全にランダムで生成して自動発信します。つまり、「誰の電話番号か分からない状態で、機械が機械的に数字を組み合わせて発信している」のが実態です。
新聞やテレビのニュースで発表される「内閣支持率」などのデータは、この無作為抽出によって抽出された回答から成り立っています。特定の支持層や特定地域に偏らないよう、統計学の標本調査理論に基づいて厳密に電話番号が抽出されているのです。選挙前になると急増する各社の「情勢調査」も、各選挙区の局番帯に絞って集中的に乱数発信を行うため、一時的に着信頻度が高まる傾向があります。