ディンプルキーとは?仕組みや防犯性・交換費用と合鍵作成の注意点
ディンプルキーとは?仕組みや防犯性・交換費用と合鍵作成の注意点に関するポイントを徹底的にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
警察庁が指定する「建物部品の防犯性能試験」において、不正開錠に強いと認められたCP認定錠は「ピッキングに10分以上耐えること」が評価基準となっています。警察庁の侵入犯調査データによると、空き巣は侵入に5分以上かかると約7割が諦め、10分以上かかると約9割が犯行を断念するとされています。ディンプルキーはこの10分基準をクリアする設計が標準です。
高い耐ピッキング性能を支えているのは、主に国内主要メーカーが開発した最先端のシリンダーテクノロジーです。
- MIWAディンプルキーPRシリンダー(美和ロック):すべてのタンブラーが同時に揃わないと回転しないロッキングバー機構を採用。2WAYロータリーシリンダーとメインタンブラーを組み合わせ、鍵違い数は約1,000億通りに達します。ピッキングツールによるピンの探知が構造上不可能です。
- GOALディンプルキーV18(ゴール):上・左・右の3方向に最大18本の高精度ピンを配置。内部にはアンチピッキングピンを多数組み込み、鍵違い数は120億通りを実現。ドリリング攻撃を防ぐ焼入鋼板も埋め込まれています。
- Kaba star plus(日本カバ):スイス発祥の超高精度ディンプルキー。最大5列26本のピン配列により、鍵違い数は2兆2千億通り。独自のオーナー登録制を採用しており、鍵の不正複製を物理的・システム的に遮断します。
これらの製品は、特殊工具を用いてピンの引っかかりを手探りで探る従来のピッキング手口をほぼ無力化しています。