ハ長調とは?ドから始まる理由と白鍵だけで弾ける仕組みを徹底解説
ハ長調とは?ドから始まる理由と白鍵だけで弾ける仕組みを徹底解説とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
ハ長調とは、イタリア音名でいう「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の7音で構成される長音階(メジャースケール)のことです。音楽理論において「調(キー)」とは、どの音を中心にどのような間隔で並べるかというルールを指しますが、ハ長調はそのすべての出発点となっています。
長音階の最大の特徴は、隣り合う音の間隔が「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という決まったパターンで並んでいる点です。ピアノの鍵盤で見ると、「ミとファ」「シとド」の間には黒鍵が挟まれておらず、隣り合う鍵盤同士が直接隣接しているため「半音」になります。それ以外の音の間には黒鍵が1つ挟まっているため「全音(半音2つ分)」です。
ハ長調の響きは、濁りがなく健康的で明るい響きを持ちます。ベートーヴェンの『交響曲第5番(運命)』の第4楽章や、モーツァルトの『ピアノソナタ第16番(K.545)』など、輝かしさや純粋さを表現する名曲に数多く採用されてきました。