『知りすぎたのね』歌詞に秘めた切ない真実となかにし礼の誕生秘話
『知りすぎたのね』歌詞に秘めた切ない真実となかにし礼の誕生秘話にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
この楽曲を一躍スターダムへと押し上げたのが、名門ラテングループであるロス・インディオスです。メインボーカルを務めた棚橋静雄のシルキーで艶のある歌声と、都会的で洗練されたコーラスアレンジが、楽曲の持つ哀愁を極限まで引き立てました。
当時の音楽シーンでは同一楽曲を複数歌手が歌う「競作」が盛んに行われており、独特の低音と唸り節で一世を風靡していたバーブ佐竹もまた本作をリリースしています。ド演歌寄りの濃厚な哀愁を醸し出すバーブ佐竹盤に対し、ロス・インディオス盤はボサノヴァやラテンの薫りを纏った軽快かつメロウなアプローチを採用しました。
結果として、ロス・インディオスによる都会派ムード歌謡のスタイルは当時の若者や女性層からも圧倒的な支持を獲得。グループの代表曲となっただけでなく、後の『別れても好きな人』などへと続く男女コーラスグループ黄金期の礎を築くことになります。