天国までの49日間に魂はどこへ行く?審判の旅路と遺族の正しい供養
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故人の魂が厳しい審判を受けている間、現世にいる遺族に何ができるのでしょうか。それが「追善供養(ついぜんくよう)」です。現世にいる家族が善い行い(法要やお経、焼香)を積むことで、その功徳を故人の審判の場へ送り届け、裁判の減刑や極楽往生の後押しをすることができます。
審判の日程・法要名担当する裁判官(十王)審判の内容と魂の状況一般的な追善供養の費用・実態初七日(7日目)秦広王(しんこうおう)生前の「殺生」の有無を判定。三途の川の渡り場(山水瀬・江深淵・有橋渡)が選定される。葬儀当日に繰り上げ法要として行うケースが約85%以上。お布施は葬儀一式に含まれることが多い。二七日(14日目)初江王(しょこうおう)生前の「盗み・強欲」の罪を審査。三途の川を無事に渡り切るための試練。自宅の後飾り祭壇にて遺族が線香・お水・お花を供えて手を合わせる(僧侶招聘は省略が一般的)。三七日(21日目)宋帝王(そうていおう)生前の「邪淫(不貞や不道徳な関係)」の罪を審査。家族による日常のお勤め。陰膳(かげぜん)を供えて故人の好物を分かち合う。四七日(28日目)五官王(ごかんおう)生前の「妄語(嘘や悪口)」の罪を量る「業の秤(ごうのはかり)」にかけられる。遺族間で四十九日法要の会場・会食・香典返しの手配を確定させる実務期間。五七日(35日目)閻魔大王(えんまだいおう)「浄玻璃の鏡」により生前の全行為が露呈。判決の大枠が固まる最大の関門。「三十五日法要」として小規模に営む地域もあるが、現代では祈りのみで済ませることが大半。六七日(42日目)変成王(へんじょうおう)生まれ変わる条件の最終調整。遺族の供養状況が強く斟酌される情状酌量の場。法要の最終確認、本位牌の完成チェック(白木位牌から本位牌への魂入れ準備)。七七日(49日目・満中陰)泰山王(たいざんおう)最終判決の下命。六道の行き先が決定し、魂が成仏して現世を完全に離脱する。四十九日法要・納骨式・会食を実施。僧侶へのお布施相場は3万〜5万円、会食費1人5,000〜1万円。