髪質改善ストレートとは?縮毛矯正との違いと後悔しない選び方を徹底解説
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「髪質改善ストレート」という言葉は、美容業界において単一の薬剤名ではなく、髪への負担を極限まで抑えながらクセやうねりを伸ばす施術の総称として用いられています。その中核を担うのが、弱酸性から中性の領域で作用する薬剤を用いた「酸性ストレート」技術です。
髪の毛の本来のpH(ペーハー)は4.5〜5.5の弱酸性です。従来のアルカリ縮毛矯正は、pH8〜10の強アルカリ剤でキューティクルを無理やり押し広げ、毛髪内部のシスチン結合(S-S結合)を一度切断してからアイロンで伸ばし、酸化剤で再結合させます。これに対して髪質改善ストレートでは、弱酸性のまま毛髪内部に浸透する特殊な還元剤(システアミンやチオグリセリン、GMT、スピエラなど)を使用します。キューティクルを過度に膨潤させず、タンパク質の流出を最小限に抑えながら結合を組み替える点が最大の特徴です。
ここで混同されやすいのが、髪質改善トリートメント(酸熱トリートメント)との違いです。酸熱トリートメントはグリオキシル酸やレブリン酸を用いて毛髪内部に一時的な架橋結合を作る「補修施術」であり、髪の骨格そのものを変える還元剤は含みません。そのため、強いクセを真っ直ぐに伸ばす力はなく、効果も1ヶ月程度で緩やかに落ちていきます。一方、髪質改善ストレートはれっきとした「還元・結合の組み替え」を行うストレート施術であり、一度かけた部分は半永久的にストレートが持続します。