西本願寺と東本願寺の違いとは?徳川家康の謀略から見分け方まで徹底解説
西本願寺と東本願寺の違いとは?徳川家康の謀略から見分け方まで徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
京都市街の中心部に位置する両寺は、建築美や歴史遺産としての魅力もそれぞれ際立っています。
1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録された西本願寺は、桃山文化の息吹を色濃く残す建築の宝庫です。境内には国宝の御影堂・阿弥陀堂が並び立つほか、伏見城の遺構と伝わる絢爛豪華な「国宝・唐門」(日暮門)や、通常非公開の名建築「飛雲閣」(国宝)が鎮座します。樹齢約400年と推定され、京都市の天然記念物にも指定されている「逆さ銀杏」の雄大な姿も見逃せません。
一方の東本願寺は、幕末の度重なる火災を乗り越え、明治時代に全国の門徒の熱誠によって再建された不屈の歴史を刻んでいます。木造建築として世界最大級の威容を誇る「御影堂」は、正面76メートル・側面58メートルに達し、訪れる者を圧倒する空間スケールを持ちます。巨大な建築資材を運ぶために信徒の女性たちの髪の毛を編み込んで作られた「毛綱(けづな)」が展示されており、当時の信仰の熱量を今に伝えています。また、本山から東へ歩いて数分の場所には、石川丈山作庭と伝わる名勝庭園「渉成園(枳殻邸)」があり、四季折々の静寂な景色を堪能できます。