中森明菜『北ウイング』誕生秘話!タイトル命名の真相と名曲の軌跡
話題沸騰中の 中森明菜『北ウイング』誕生秘話!タイトル命名の真相と名曲の軌跡について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
『北ウイング』の音楽的成功を語る上で欠かせないのが、作詞家・康珍化と作曲家・林哲司による黄金タッグの存在です。
中森明菜側からの熱烈なオファーを受けて作曲を担当した林哲司は、それまでの歌謡曲路線とは一線を画す、洋楽AORのセンスを取り入れた疾走感あふれるメロディを構築。マイナーコードを基調としながらも、サビで一気に視界が開けるようなドラマチックな展開を生み出しました。
一方の康珍化は、夜の空港の張り詰めた空気感と、遠く離れた恋人のもとへ向かう女性の激情を研ぎ澄まされた言葉で描写。「Love Is The Mystery」という印象的なリフレインを軸に、滑走路を飛び立つ飛行機のエンジン音まで聴こえてくるような臨場感を描き切りました。この2人の卓越した手腕が、中森明菜という類稀な表現者を得て、時代を象徴するマスターピースへと結実したのです。