永青文庫の魅力と見どころ完全解剖!名刀や歴史の至宝に迫る
永青文庫の魅力と見どころ完全解剖!名刀や歴史の至宝に迫るの重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が満載です。
永青文庫の母体となったのは、細川家第16代当主・細川護立(もりたつ)が1950(昭和25)年に設立した財団法人です。「永青」という名称は、細川家の祖である藤原秀郷ゆかりの「永青」の二字、また細川忠興(三斎)の諡号(しごう)や幽斎の教えに由来すると伝えられています。南北朝時代から続く名門武家として、戦国・江戸・近代の各時代を生き抜いた細川家に代々伝えられた文化財は約11万点にも及び、まさに日本の歴史そのものを体現するコレクションです。
収蔵品の中核を成すのは、国宝8件、重要文化財32件を含む圧巻の文化遺産です。刀剣や甲冑、武具はもちろんのこと、茶の湯の名品、能道具、近代日本画、中国古代美術に至るまで、その守備範囲は極めて広大です。特に細川護立は近代屈指の美術コレクターとしても名高く、菱田春草の名作『黒き猫』『落葉』(いずれも重要文化財)など、近代日本画の最高峰をいち早く見出し保護したことでも知られています。