日本の最高気温歴代1位はどこ?41.1度の真相と猛暑の理由を徹底解剖
日本の最高気温歴代1位はどこ?41.1度の真相と猛暑の理由を徹底解剖に関するポイントを丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
世界に目を向けると、世界最高気温の公認記録はアメリカ・カリフォルニア州のデスバレー(死の谷)で観測された56.7度(1913年、近代検証では54.4度前後)とされています。また中東クウェートのミトリバでも53.9度が観測されるなど、砂漠地帯の数字は日本の41.1度を大きく上回ります。
しかし、日本の猛暑には砂漠地帯とは異なる特有の過酷さがあります。その鍵を握るのが「高湿度」です。
中東やアメリカ内陸部の猛暑は湿度が10〜20%台と極めて乾燥しているため、日陰に入れば汗が蒸発して気化熱で体温が下がります。一方、日本列島を取り巻く空気は湿度が50〜70%に達することも珍しくありません。湿度が高い環境では汗が蒸発せず、体温調節機能が急速に麻痺します。日本の40度は、熱中症指数(WBGT)の観点から見れば世界の極値に匹敵する危険度を孕んでいます。