国内のイスラム礼拝場所が急増!駅や商業施設に祈祷室が増える理由と実態

国内のイスラム礼拝場所が急増!駅や商業施設に祈祷室が増える理由と実態を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

イスラム教の礼拝(サラー)は、単に静かに祈りを捧げるだけでなく、厳格に定められた所作と時間軸、空間的制約に基づいて執り行われます。日本で円滑に礼拝を行う上で押さえておくべき主要要素は以下の通りです。

まず前提となるのが、日本国内のイスラム礼拝時間の把握です。礼拝は1日に5回(夜明け前:ファジュル、正午過ぎ:ズフル、午後:アスル、日没直後:マグリブ、夜:イシャー)行われますが、その時刻は固定されておらず、太陽の角度や日照時間によって毎日数分ずつ変動します。夏至と冬至では1時間以上ズレが生じるため、正確な時刻表の参照が欠かせません。

次に不可欠なのが、イスラム教の礼拝方角キブラの特定です。世界中どこにいても、サウジアラビアの聖地メッカにあるカアバ神殿の方向を向いて祈る義務があります。日本から見た場合、方角はおよそ西北西(約290度前後)に位置します。多くの祈祷室では天井や床面に矢印でキブラが明示されていますが、屋外や一般ホテルではムスリム礼拝アプリおすすめの上位として知られる「Muslim Pro」や「Athan」などのGPS連動ツールを用いて方位角を測定するのが日常的な風景となっています。

さらに、イスラム教礼拝ルールと女性の服装についても厳格な規律が存在します。礼拝時は「アウラ(覆うべき部分)」を隠すことが求められ、女性は顔と手首から先を除く全身をゆったりとした衣服で覆い、頭髪をヒジャブで包む必要があります。男性であっても膝からへそまでの露出は禁止されており、半ズボンやタンクトップ姿での礼拝は認められません。施設内が清潔に保たれたカーペット敷きであり、土足厳禁が徹底されているのも、額や鼻を直接床につけて平伏する礼拝動作(スジュード)を伴うためです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest