愛亀の皮膚に白いモヤ?水カビ病の初期症状と薬浴・乾燥療法の手順

愛亀の皮膚に白いモヤ?水カビ病の初期症状と薬浴・乾燥療法の手順に関する疑問を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

水カビ菌自体は、通常の飼育水の中にもごく普通に存在する「常在菌」です。健康な個体であれば自己免疫力で感染を防いでいますが、以下の3大要因が重なることで菌の異常増殖と感染を許してしまいます。

第1の要因は、排泄物や食べ残しによる水質悪化です。カメは大量のフンをするため、水中のアンモニアや有機物の濃度が急上昇しやすく、水質管理が追いつかない環境はカビの温床となります。

第2の要因は、水温の低下とヒーターの不在です。カメは変温動物であるため、水温が20℃以下に落ち込むと代謝と免疫機能が著しく低下します。特に春先や秋口の寒暖差は発症の引き金になりやすいポイントです。

第3の要因は、日光浴(紫外線)不足と皮膚の擦り傷です。紫外線(UVB)はビタミンD3の合成を促すだけでなく、強力な殺菌効果を持ちます。バスキングスポットで体を完全に乾かす機会がない環境や、レイアウトの鋭利な石・流木でついた小傷から菌が侵入し、クサガメやミドリガメ(アカミミガメ)の皮膚病発症へと繋がります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest