映画のCmは何分?上映前の15分の真相と遅刻時に本編が始まる限界
映画のCmは何分?上映前の15分の真相と遅刻時に本編が始まる限界の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
全国のシネマコンプレックスにおける標準的なプログラム構成を調査すると、チケット記載の「上映開始時間」からスクリーンで作品の本編が始まるまでの時間は、10分〜15分程度に設定されています。一部の短縮プログラムを除き、開始と同時にいきなり本編が再生される劇場は、現在の商業シネコンではほぼ存在しません。
上映開始ベルが鳴ってからのタイムスケジュールは、緻密なブロック構成で運用されています。一般的な15分枠の内訳は以下の通りです。
まず最初の2分〜4分間に流れるのが、一般企業の商業広告である「シネアド」です。地元企業のインフォマーシャルや飲料・自動車メーカーなどのプロモーション映像が流れます。続いて6分〜8分間にわたり、配給会社がプロモーションを行う近日公開作品の特報や予告編が連続上映されます。そして終盤の約2分間で、劇場独自のマナーCM(飲食や携帯電話の取り扱い注意)や、映画盗撮防止キャンペーンでおなじみの「NO MORE 映画泥棒」が上映され、劇場の照明が完全に落ちて本編の配給会社ロゴへと移り変わります。
ただし、この10〜15分という尺はあくまで通常上映の目安です。舞台挨拶中継付き上映、応援上映、IMAXやDolby Cinemaといったプレミアムシアターでの特別興行では、CM枠が5分〜8分程度に短縮されるケースが頻繁に確認されています。「いつも15分流れるから大丈夫」と過信していると、着席時にはすでに物語が始まっていたという事態に陥りかねません。