女子少年院の過酷な実態と入る理由とは?塀の中の生活と出院後の真実
女子少年院の過酷な実態と入る理由とは?塀の中の生活と出院後の真実についての真相をお届けします。
女子少年院に収容される少女たちの非行理由と罪名には、男子とは明確に異なる特徴が見られます。法務省の犯罪白書や矯正統計によると、男子では傷害や窃盗、道交法違反が目立つのに対し、女子では覚醒剤や大麻などの薬物事犯、窃盗(万引き含む)、そして近年急増した特殊詐欺(受け子・出し子)が上位を占めています。
重大な罪名だけでなく、周囲に保護者がいない状態での粗暴行為や家出、性風俗への親和性から「ぐ犯(将来罪を犯すおそれが強い状態)」と判断され、家庭裁判所の審判を経て送致されるケースも少なくありません。背後を丹念に取材すると、少女たちの多くが幼少期からの被虐待体験、家庭内暴力(DV)、ネグレクトといった過酷なトラウマを抱えている実態が浮き彫りになります。
居場所を失った少女がSNSやマッチングアプリを通じて悪質な大人に利用され、パパ活や闇バイトに引きずり込まれた末に検挙されるケースは後を絶ちません。「非行」という形をとってはいるものの、実態は「搾取された被害者」の側面を強く持ったまま少年院の門をくぐる少女が圧倒的に多いのが現場の偽らざる現実です。