なぜ彫り深?アメリカ人メイクの特徴と日本人向け骨格補正の極意

なぜ彫り深?アメリカ人メイクの特徴と日本人向け骨格補正の極意についての真相を徹底解説します。

日本人の骨格で海外風の雰囲気を自然に再現するには、パーツごとに「どこを削り、どこを前に出すか」を計算し尽くす骨格補正メイクが必須です。アメリカ人メイクやり方の要となる4大パートを論理的に解説します。

1. 眉骨を引き上げる「アーチ眉の描き方」

日本で主流の「平行眉」は、優しげで童顔に見せる反面、顔の平坦さを助長します。アメリカ流のシャープさを手に入れるには、眉山をしっかり設定する弓形アーチが鉄則です。

まず、眉頭は小鼻の真上からスタートさせますが、最初の1センチは色を乗せすぎずスクリューブラシでぼかします。眉山は黒目の外側と目尻の間に位置づけ、自眉の本来の山より2〜3ミリ高めの位置に設定。眉山から眉尻にかけてはペンシルでシャープに細く描き下ろします。最後に眉下のエッジに硬めのコンシーラーを平筆でライン状に仕込んで輪郭を際立たせる「眉のクリーンアップ」を行うことで、眉骨がぐっと前に出たような錯覚を生み出せます。

2. 彫りを人工的に作り出す「コントゥアリングメイク」

日本人が欧米風のコントゥアを行う際、最も犯しやすい間違いは「頬骨の下を真横に削ってしまう」ことです。これでは中顔面の間延びが強調され、やつれた不健康な印象を与えてしまいます。

正解は、耳の付け根上部から小鼻に向けてではなく、口角の少し手前に向かって斜め45度に下ろすラインです。さらに、グレーがかったトープカラーのスティックシェーディングを、頬骨の一番高い部分の「すぐ下」に指1本分の幅で入れ、上に向かってブレンドします。鼻筋は眉頭の窪みから鼻先にかけて直線で引くのではなく、鼻先を小さく見せるように「U字型」の影を先端に置くのがポイントです。

3. 平面まぶたに深みを与える「カットクリースアイメイク」

欧米人の二重幅は深く骨格に食い込んでいますが、アジア人の腫れぼったいまぶたでそれを再現するのがカットクリースです。日常で使う場合は、フルカットクリースではなく「セミ・ソフトクリース」をおすすめします。

アイホール全体に暖かみのあるミディアムブラウンを広くぼかした後、平筆に取った高カバーのコンシーラーで、目頭から黒目の上までの二重ライン(または自分が二重にしたい架空の線)に沿って半月状にまぶたを塗りつぶします。その境界線をぼかさずにクッキリ残し、コンシーラーの上に白やシャンパンゴールドの明るいマットシャドウをプレス。境界線の外側に濃いブラウンを締め色としてのせれば、まぶたが奥へと落ち込んだような劇的な彫りの深さが完成します。

4. ふっくら立体感を演出する「マットリップ海外風」

アメリカ風のボリュームリップは、ただマットな口紅を塗るだけでは成立しません。まず素の唇の輪郭をファンデーションで軽く消した後、自唇よりワントーン濃いヌードブラウンのリップライナーを用意します。

上唇の山部分と下唇の中央底辺のみ、自分の輪郭よりも1ミリ外側を攻めるオーバーラインを引き、口角に向かっては自唇のフレームに戻します。内側をワントーン明るいマットリップで塗りつぶし、中央部にのみ少量の明るいコンシーラーをトントンと叩き込んで馴染ませることで、ハイコントラストな3Dリップが仕上がります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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