昼の顔から舞台の怪優へ!小堺一機が明かした関根勤との絆と現在

昼の顔から舞台の怪優へ!小堺一機が明かした関根勤との絆と現在の最新情報を解説します。役立つ情報が満載です。

フジテレビ系列で1991年から2016年まで放送された『ライオンのごきげんよう』、そしてその前身である『ライオンのいただきます』。小堺が昼の帯番組を背負った歳月は実に31年半におよぶ。延べ数千人に及ぶゲストの言葉を受け止め、転がし、誰も傷つけない笑いへと昇華させる技術は、まさに職人芸の極みだった。

だが、その長きにわたる日常に幕が下りたとき、彼が真っ先に向かったのは、原点ともいえる舞台演劇の世界だった。もともと勝アカデミーで演技を学び、映画や演劇への造詣が極めて深かった小堺にとって、観客の呼吸を直接肌で感じる劇場空間こそが、自身の芸を研ぎ澄ますための神聖な場所だったのだ。

自らが企画・出演するステージやストレートプレイへの客演では、テレビで見せる柔和なキャラクターを軽やかに裏切る。狂気をはらんだ役柄から哀愁漂う市井の男までを変幻自在に演じ分け、タップダンスや歌を織り交ぜた華麗なステージングで観客を圧倒する。お茶の間の司会者から、劇場を支配する表現者へ。その転身は唐突なものではなく、長い時間をかけて静かに準備されていた必然の帰結だった。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest