人気ストリートブランドの現在地|2026年の勢力図と愛好家の本音

人気ストリートブランドの現在地|2026年の勢力図と愛好家の本音の最新情報をご紹介します。役立つ情報がチェックできます。

日本の若年層のクローゼットにおいて、すでに欠かせない選択肢となったのがソウル発のブランド群です。韓国ストリートブランド人気の理由を探ると、単なるK-POPアイドルの着用効果だけではない、構造的な強みが見えてきます。

取材に応じた原宿のセレクトショップバイヤーは次のように分析します。「韓国ブランドの最大の特徴は、企画から生産・店頭展開までのサイクルの速さと、アジア人の体型に最適化されたオーバーサイズシルエットの巧みさにあります。生地の耐久性や縫製技術も年々向上しており、1万円台前半で満足感の高いヘビーオンスのパーカーが手に入る費用対効果の高さが、10代から20代の実利志向と完全に合致しています」。thisisneverthat(ディスイズネバーザット)やADER ERROR(アーダーエラー)、LMCなどは、その筆頭と言えるでしょう。

一方で、高級ストリートブランドのネットの反応には、近年明確な変化が見られます。2010年代後半から続いたラグジュアリーブランドによるストリート侵食(いわゆるラグジュアリー・ストリート)に対し、SNSや掲示板では賛否が渦巻いています。

「ロゴが小さく入っただけのプレーンなTシャツに8万円以上払うのは流石に飽きた」「元のスケートやヒップホップカルチャーに対する敬意が見えない」といった冷ややかな意見が散見される一方、「素材の良さとパターンの美しさは量産品と決定的に違う」「一張羅としての高揚感は代えがたい」という根強い擁護論も存在します。ハイブランドとストリートの蜜月期が一周したことで、ユーザーの審美眼は「単なるブランドネームの誇示」に対して極めてシビアになっています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest