愛犬の無気力は性格じゃない?犬のうつ病のサインと2026年最新ケア
愛犬の無気力は性格じゃない?犬のうつ病のサインと2026年最新ケアについての最新情報を徹底解説します。
「うちの子は元々マイペースだから」「雨が続いてテンションが低いだけ」と見過ごされがちな行動の陰に、心の病が潜んでいます。犬のうつ病における代表的な兆候は、日常のあらゆる刺激に対する「反応の鈍化」です。これまで目を輝かせていたお気に入りのおもちゃに視線すら向けない、飼い主が立ち上がっても視線だけで追って身体を起こそうとしないといった無気力状態が2週間以上続く場合、単なる気分の浮き沈みを超えた警戒ラインと捉える必要があります。
身体面における顕著な変化として現れやすいのが、摂食行動の異常です。病理検査で内臓の異常が見当たらないにもかかわらず、愛犬の元気がない、ご飯を食べないという状態が続く場合、食欲を司る視床下部の機能が強いストレスによって抑制されている疑いがあります。体重が短期間で急激に減少する一方、逆に退屈や慢性不安から過食に走る個体も存在します。
さらに見落としてはならないのが、身体の一部を執拗に舐め続ける「常同障害」に近い自傷的行動です。前肢の甲や内股を赤く腫れ上がるまで舐め壊す、自分の尻尾を追いかけ続けて唸るなどの行為は、過度の精神的負荷を紛らわせるために脳内で分泌されるエンドルフィンを求めて生じる典型的なストレスサイン行動です。睡眠パターンの乱れも顕著で、日中ずっと浅い眠りを繰り返しながら夜間に理由なく徘徊するなどの異変が見られます。