アドレスV125Gの突然死を防ぐ!イグニッションコイル交換と失火対策
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アドレスV125Gに乗っていて「前触れなくエンジンがストンと停止した」「セルは回るのに初爆が起きない」というトラブルに見舞われた際、アドレスV125のエンスト原因として真っ先に疑われるのが点火系統のトラブルです。
アドレスV125シリーズに搭載されるイグニッションコイルは、バッテリーの12V電圧を一次コイルと二次コイルの巻き線比によって約1万5,000V〜2万5,000V以上の超高電圧へと昇圧し、スパークプラグへ送り込む変圧器です。しかし、アドレスV125Gはエンジン直上かつリアサスペンションのすぐ近くという、激しい熱と上下の振動、さらには泥水や湿気に常に晒される過酷な環境にコイルが配置されています。
長期間の使用によって内部の絶縁エポキシ樹脂が熱膨張と収縮を繰り返すと、目に見えない微小なクラックが生じます。コイルが冷えている始動直後は正常に火花が飛ぶものの、走行してエンジン熱が伝わると樹脂が膨張して内部で微小な断線やレアショートが発生。これによりアドレスV125Gの始動不良や突然止まる現象が誘発されます。「30分ほど放置して冷えると再びエンジンがかかる」という症状は、イグニッションコイルの熱劣化を示す典型的なサインです。