場面緘黙症の真相!人見知りとの違いや大人の症状・克服への最新対応策
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多くの人が混同しやすいのが「極度の人見知り」や「内気な性格」との違いです。人見知りの場合、緊張しながらも小さな声で挨拶したり、時間が経って場に慣れてくれば徐々に口を開くことができます。一方、場面緘黙症は時間が経過しても自発的な発話が極めて困難で、身体が硬直して表情まで固まる「無動」を伴うことがあります。
米国精神医学会の診断基準(DSM-5)では、主に以下の条件を満たす場合に場面緘黙症と診断されます。
【主な診断基準の骨子】
・話すことが期待されている特定の社会的状況において、一貫して話すことができない
・その障害が、学業上・職業上の成績や対人コミュニケーションを著しく妨げている
・その状態が少なくとも1か月以上続いている(学校の最初の1か月だけに限定されない)
・話せない理由が、その場で必要な言語の知識不足や不快感によるものではない
・自閉スペクトラム症、統合失調症などの経過中にのみ起こるものではない
【簡易セルフチェック項目】
1. リラックスできる場所(自宅など)では普通に話せる
2. 学校や職場の前に立つと急に体が強張り、挨拶や返事ができない
3. 筆記や指差しなら意思を伝えられるが、肉声での応答がどうしてもできない
4. 話しかけられると視線が泳ぎ、固まって動けなくなることがある
※これらに複数当てはまり、日常生活に明確な支障が出ている場合は、専門の心療内科や児童精神科への相談が推奨されます。