日本史と世界史はどっちが有利?暗記量と難易度・失敗する選択基準

日本史と世界史はどっちが有利?暗記量と難易度・失敗する選択基準に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

「共通テストで高得点を取りやすいのはどちらか」「私大文系入試で有利なのはどっちか」という問いは、受験生が最も知りたい論点の一つです。結論から言えば、2026年最新大学入学共通テスト傾向を踏まえると、単純な科目名による有利不利はほぼ存在しません。むしろ注意すべきは、各大学が採用する「得点調整」と「試験形式」のメカニズムです。

共通テストにおける共通テスト歴史科目の平均点推移を紐解くと、大学入試センターの作問部会による難易度コントロールが高度化しており、両科目の平均点差が10点以上開いて得点調整が行われるケースは極めて稀です。平均点差は毎年のように2〜4点前後の狭いレンジに収まっています。つまり「今年は世界史が易化して日本史が難化したから損をした」といった事態は、共通テストレベルでは構造的に生じにくい仕組みが整えられています。

一方で、私大文系入試における有利不利を検証すると、学部や大学の出題形式によって実質的な難易度の歪みが生じます。慶應義塾大学を例に取ると、法学部や文学部、商学部、経済学部など歴史を選択できる学部において、日本史と世界史の出題難度には顕著な特色があります。世界史では近現代を中心としたグローバルな経済連動や同時代史が問われるのに対し、日本史では古代・中世の法制史や複雑な系図問題、史料読解など、より専門性の高い問題が配置されます。

私立大学の一般入試では、科目選択による不公平を是正するために「偏差値法」や「中央値補正方式」などの得点調整が広く採用されています。この制度下では、平均点が高い科目は素点から点数を引かれ、平均点が低い科目は素点より底上げされます。したがって、周囲の受験生が解けない難問を1問拾うことよりも、合格者平均が確実に正解する基礎・標準問題を一切落とさないことが得点調整後の最終スコアを押し上げる決定打となります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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