ノルアドレナリンとアドレナリンの違いは?怒りと恐怖を分ける3つの決定的理由

ノルアドレナリンとアドレナリンの違いは?怒りと恐怖を分ける3つの決定的理由の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

両者の作用機序をより精密に比較するため、分泌元、標的受容体、心血管系への影響、医療用途の違いを表に整理しました。生体内の受容体(α受容体・β受容体)への親和性の違いが、そのまま身体反応の差となって現れています。

項目ノルアドレナリン(Noradrenaline)アドレナリン(Adrenaline)編集部の見解・生体メカニズムの評価生化学的分類神経伝達物質(一部ホルモン)ホルモン(一部神経伝達物質)脳内作用中心か全身血流循環かの違い主たる分泌部位脳幹(青斑核)、交感神経節後線維副腎髄質(全体の約80%を占める)ノルアドレナリンにメチル基が付いて副腎で完成主要な受容体親和性α1, α2 > β1(β2には極めて弱い)β1, β2 ≧ α1, α2(広範に強力作用)受容体の違いが血行動態の差を生む直接原因血圧および心拍数末梢血管の強力収縮により血圧が著明上昇(徐脈傾向も)心収縮力・心拍数が激増、心拍出量が劇的増加ノル=血管抵抗増大、アド=心ポンプ出力増大代謝・気管支への作用代謝亢進作用や気管支拡張作用は軽微血糖値上昇(グリコーゲン分解)、気管支拡張筋肉をフル駆動するための即時エネルギー供給代表的な医療用医薬品急性低血圧、敗血症性ショック時の昇圧剤アナフィラキシー補助治療薬(エピペン)、心肺蘇生救急救命・集中治療現場において不可欠な必須薬
石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest