目から血が出る原因は?失明リスクの見分け方と救急受診の目安
目から血が出る原因は?失明リスクの見分け方と救急受診の目安に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
洗面所の鏡の前で立ち尽くす患者の多くは、ホラー映画のワンシーンのような自らの姿に圧倒されています。しかし、最初に行うべきは「感情的な狼狽」を鎮め、「客観的な症状のトリアージ(選別)」を行うことです。 眼科臨床の現場において、医師が問診で真っ先に確認するチェック項目は明確に決まっています。以下の項目に該当するかどうかを速やかに確認してください。 * 強い目の痛み、または頭痛や吐き気があるか * 視力の低下、視野の一部が欠ける、全体にかすみがかるといった視覚異常があるか * 物を強くぶつけた、異物が飛び散ったなど明らかな眼球打撲や外傷のエピソードがあるか * 出血だけでなく、黄色や緑色の目やにが大量に出ているか * 瞳の中(黒目)が白濁している、または黒目の奥に血が溜まっているように見えるか もし上記のいずれか1つでも当てはまる場合、あるいは強い外傷の直後であれば、一刻を争う事態が疑われます。自走での受診が困難な場合や、激痛で目を開けられない状態であれば、目から出血による救急車の要請も視野に入れ、夜間・休日であっても直ちに救急医療情報センター(#7119など)へ相談してください。 一方で、「痛みは全くない」「普段通り鮮明に見えている」「白目の一部または広範囲がべったり赤いだけ」という状態であれば、危険な急性緑内障や眼球破裂の可能性は低く、翌朝の診療時間まで安静を保ちながら状況を見守ることが可能です。