国会期成同盟はなぜ結成されたのか?民権派の野望と政府弾圧の真相

国会期成同盟はなぜ結成されたのか?民権派の野望と政府弾圧の真相とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:愛国社と国会期成同盟は何が違ったのですか?
A1:愛国社は主に不平士族が中心となって立ち上げた地方結社の連合体でしたが、国会期成同盟は豪農や都市の商工業者を含む「全国の民衆」を束ね、署名活動によって国会開設を直接政府に迫る全国統一の請願機関へと進化した点に根本的な違いがあります。

Q2:なぜ明治政府は国会開設請願書の受け取りすら拒絶したのですか?
A2:薩長出身の官僚たちが「政治の決定権は天皇と政府にのみあり、一般国民が要求する筋合いのものではない」という専制的な国家観を持っていたためです。一度請願を受理すれば民権派の正当性を認めることになるという危機感から、頑なに門前払いを貫きました。

Q3:集会条例が出された後、民権派はどのように活動を続けたのですか?
A3:政治集会が厳しく制限されたため、名称を「学術研究会」や「親睦会」と偽って集会を開いたり、言論の場を新聞・雑誌などのジャーナリズムへ移したりして対抗しました。また、演説会弁士の派遣など地下工作的な啓蒙を粘り強く続けました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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