トランプのネクタイはなぜ赤い?色の秘密と勝負の心理戦略を暴く

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1980年代のウォール街で流行した「パワータイ」の概念を、テレビ時代のポピュリズムへと昇華させたのはドナルド・トランプ本人だった。リアリティ番組『アプレンティス』のホストを務めていた時代、彼は黒のスーツに鮮やかな赤のタイを締め、「お前はクビだ(You're fired)」と言い放つ冷徹なビジネス王のアイコンを完成させた。

この徹底したイメージ戦略の核にあるのが、意図的に長めに結ばれたネクタイだ。通常のドレスコードではベルトのバックル中央に剣先を合わせるのが定石だが、トランプのタイは股下近くまで垂れ下がる。裏側を両面テープで留めてまで長さを強調するこのスタイルは、身体を大きく見せ、威圧感を最大化させるための視覚的ハックである。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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