庭木のひこばえは切るべき?放置で枯れる原因と正しい剪定法

庭木のひこばえは切るべき?放置で枯れる原因と正しい剪定法とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

庭木の手入れをする際、専門用語として頻繁に登場する「ひこばえ」ですが、その正確な意味や発生部位の違いを把握しておくことは適切な処置への第一歩となります。漢字では「蘖」または「彦生え」「孫生え」と表記されます。親木から生まれた子ども(彦・孫)のような枝という語源を持ちますが、樹木学的にはサックリング(Suckering)と呼ばれる不定芽・潜伏芽の発達現象です。

樹木の幹や枝から不規則に発生する不要枝には、ひこばえのほかに「胴吹き(どうぶき)枝」や「徒長枝(とちょうし)」があります。これらは発生する場所や樹木に与える影響が異なるため、的確に見分ける必要があります。

不要枝の種類発生部位・特徴樹木が受ける影響基本的な対処方針ひこばえ(蘖)地際、根元、地中の根から上に向かって勢いよく伸びる枝根からの養水分を直接奪い、主幹の上部を枯死させる危険性が極めて高い原則として根元から切除(株立ち仕立ての更新時のみ例外あり)胴吹き(胴芽)主幹の中腹や太い幹の途中から直接生えてくる小枝樹形を乱し、上部への養分分配を滞らせる。樹勢低下の兆候樹形作りに必要な場合を除き、小さいうちに手や剪定バサミで摘み取る徒長枝主枝や側枝から垂直方向に勢いよく長く伸びる極太の枝日当たりや風通しを悪化させ、花芽がつかず養分を無駄遣いする枝の付け根から間引き剪定を行い、樹幹内部の通風を確保する
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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