生理中の熱はなぜ?微熱・寒気が続く原因と危険な病気のサインを徹底解説
生理中の熱はなぜ?微熱・寒気が続く原因と危険な病気のサインを徹底解説の真相について、最新情報を基に徹底解説します。
生理の始まりとともに起こる微熱や悪寒の最大の要因は、子宮内膜から分泌される生理活性物質プロスタグランジンの過剰な働きです。プロスタグランジンは、不要になった子宮内膜を経血とともに体外へ押し出すために子宮を収縮させる重要な役割を担っています。しかし、この物質が過剰に分泌されて血流に乗って全身へ巡ると、血管を強く収縮させたり、脳の視床下部にある体温調節中枢を刺激したりしてしまいます。
その結果、体内では熱を作り出そうとする反応が起き、生理中の寒気とだるさが引き起こされます。手足の末梢血管が収縮して血行不良に陥ることで手足の冷えや強い悪寒を感じる一方、身体の深部体温は上昇して37度前後の微熱を記録するという、一見矛盾した不快な状態が生じるのです。
さらに見逃せないのが自律神経の乱れと生理の深い相関関係です。排卵後から生理開始にかけて、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の血中濃度は急激に激減します。この乱高下が脳の視床下部に大きな負荷をかけ、自律神経のバランスを崩すため、体温調節機能が一時的にパニックを起こして発熱や悪寒、倦怠感を増幅させます。