愛車のキュルキュル音を撃退!Vベルト張り調整の基準値と正しい手順
今注目を集めている 愛車のキュルキュル音を撃退!Vベルト張り調整の基準値と正しい手順について、多角的な視点をご紹介しています。
鳴き音を完全に消そうとするあまり、力任せにベルトを張り詰めてしまう行為は絶対に避けてください。ベルト締めすぎ症状は、ベルト自体の寿命を縮めるだけでなく、補機類に深刻な物理ダメージを与えます。
ベルトを過剰に張ると、オルタネーターやウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーの回転軸に対して常に過大なラジアル荷重(横方向の引っ張り力)がかかり続けます。その結果、軸受けである内部ベアリングが摩耗・焼き付きを起こし、エンジン回転に同調して「ウォーン」「ゴロゴロ」「ガラガラ」という重い唸り音を立て始めます。
ベアリングが破損した場合、ベルト単体の調整では済まず、オルタネーターや補機類ごとの丸ごとアッセンブリー交換となり、修理費用が5万〜10万円以上に跳ね上がる事態も珍しくありません。たわみ量が5mm未満になるような過度な締め込みは避け、「適正な遊び」を必ず確保してください。