粉砕骨折とは?複雑骨折との違いや全治期間・後遺症のリスクを徹底解説

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粉砕骨折とは、単一の骨折線で2つに折れる通常の骨折とは異なり、骨が3つ以上の骨片に細かく砕けてしまった状態を指します。医学的には「粉砕(comminuted)」という名の通り、強い粉砕ストレスや圧迫力が骨の強度限界を大きく超えた際に生じる高エネルギー外傷です。

ここで多くの人が混同しやすいのが「複雑骨折」との違いです。一般に「骨が複雑にバラバラに折れること」を複雑骨折と呼びがちですが、医学用語における複雑骨折とは「骨折部が皮膚を突き破って体外に露出した状態(開放骨折)」を指します。つまり、両者は分類の基準が根本から異なります。

骨折部の皮膚が破れていなければ、どれほど骨が粉々であっても「閉鎖性の粉砕骨折」であり、逆に骨が綺麗に2つに折れているだけでも皮膚を突き破っていれば「複雑骨折(開放骨折)」と診断されます。開放骨折は創部から細菌が侵入し、骨髄炎などの重篤な感染症を引き起こす危険があるため緊急手術を要します。粉砕骨折であり、かつ皮膚を突き破っている場合は「開放性粉砕骨折」と呼ばれ、極めて高度な救急処置が求められます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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