オードブルとは何か?前菜との違いや語源をプロが徹底解説
オードブルとは何か?前菜との違いや語源をプロが徹底解説の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
オードブルは、フランス語の「hors-d’œuvre(オル・ドゥーヴル)」に由来する言葉です。「hors(〜の外)」と「œuvre(作品・主たる仕事)」が組み合わさった表現で、直訳すると「作品(メイン料理)の外にあるもの」、つまり食事の主構成から外れた「番外の軽食」という意味を持っています。
18世紀から19世紀のフランス宮廷料理において、豪華なメインディッシュが焼き上がるまでの間、空腹のゲストを飽きさせないために小皿で提供されたのが始まりです。そのため、コース料理におけるオードブルの順番は、正式には「食前酒の後、スープの前」に提供される最も最初の一品(冷前菜または温前菜)を指します。
胃を適度に刺激して食欲をそそり、これから始まる本格的なフルコースへの期待感を高めるための「プロローグ」こそが、オードブル本来の役割です。