コザクラインコの珍しい色図鑑!幻のモーブやバイオレットの相場と遺伝
コザクラインコの珍しい色図鑑!幻のモーブやバイオレットの相場と遺伝の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
コザクラインコのカラーバリエーションは、偶然の産物ではなく精密な遺伝法則に基づいて生み出されます。基本となるのは優性遺伝・劣性遺伝(常染色体劣性)・伴性劣性遺伝(性染色体連鎖)の3系統です。
例えば、独特の深みを生む「ダーク因子」は不完全優性遺伝を示します。ノーマルのグリーンにダーク因子が1つ加わるとダークグリーンになり、2つ揃うとオリーブへと変化します。これがブルー系に作用した場合、因子1つでコバルト、2つ揃うことで幻のモーブが誕生する仕組みです。
また、オパーリンやルチノーなどは性染色体に遺伝子が乗る「伴性遺伝」の性質を持ちます。オスの遺伝子構成とメスの遺伝子構成によってヒナの性別と羽色の発現が連動するため、狙った表現型を得るには親鳥の遺伝背景(スプリット遺伝子)を完璧に把握した緻密なブリーディング計画が欠かせません。