壁からドン!ウォーターハンマーはどんな音?原因と配管破裂リスク

壁からドン!ウォーターハンマーはどんな音?原因と配管破裂リスクについての疑問解決ガイドをご紹介します。

水道設備を扱った直後に発生するウォーターハンマー音の種類は、音の響き方や周波数によって大きく2つのパターンに分類されます。それぞれの音には発生の背景と配管内で起きている物理現象に明確な差異があります。

第一のパターンは、壁や床の奥深くから重々しく響く配管異音ドン、あるいは「ガツン」「ボコッ」という鈍い重低音です。これは配管内を猛スピードで流れていた水が急激にせき止められた際、行き場を失った運動エネルギーが衝撃波に変わり、水道管自体が大きく揺れて壁内の間柱や支持金具に激突することで発生します。木造住宅や軽量鉄骨造の住居では建物全体に振動が伝わりやすく、「床下から突き上げられるような感覚」と表現されるケースも少なくありません。

第二のパターンは、壁内や配管周辺から聞こえる「カンカンカン」「キンキン」という甲高い高周波の金属音です。こちらは主に給湯器周辺や細い銅管、ステンレス鋼管のエルボ(曲がり角)付近で起こりやすい給湯器配管カンカン音が該当します。高圧の圧力波が硬質な管壁を連続して叩くことで金属振動が発生し、共鳴している状態です。いずれの音であっても、配管内部で水撃作用という名の破壊的なエネルギーがダイレクトに管壁へ加わっている危険なサインであることに変わりはありません。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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