レイラインとは?日本の神社が一直線に並ぶ理由と太陽の道の謎を徹底解明

レイラインとは?日本の神社が一直線に並ぶ理由と太陽の道の謎を徹底解明について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

日本列島の聖地直線を読み解く前に、まずこの概念が誕生した経緯を整理しておく必要があります。レイライン(Ley Line)という用語を世界で初めて提示したのは、イギリスのアマチュア考古学者であり写真家でもあったアルフレッド・ワトキンズ(Alfred Watkins)です。

1921年、ヘレフォードシャーの丘陵地帯を観察していたワトキンズは、先史時代の巨石モニュメント、塚(バロウ)、古木、古い教会や十字架が、驚くほど正確に直線状に並んでいることに気づきました。彼は1925年の著書『The Old Straight Track』において、これらを「新石器時代の交易商人がナビゲーションのために目印として設けた直線ルート(Old Trackway)」であると仮説づけました。「レイ(Ley)」という名称は、この直線上に位置する地名に「〜ley(開墾地・草地を意味する古英語)」が多く含まれていたことに由来します。

当初は極めて実利的な古代遺跡と地図の謎に挑む土木・交通路の学説でしたが、1960年代後半のニューエイジ運動やカウンターカルチャーの中で、地球のエネルギーが流れる「龍脈(ドラゴン・ライン)」やスピリチュアルな力場(ヴォルテックス)と同一視されるようになりました。こうして、本来の交易路仮説から「地球規模のパワースポットを結ぶ不可視のエネルギーライン」というオカルティズムへの変容を遂げ、世界中、そして日本の神社仏閣巡りにも波及していったのです。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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