501 Shibuya Heights, 1-2-3 Jinnan

501 Shibuya Heights, 1-2-3 Jinnanの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

日本の住所は「日本 > 東京都 > 渋谷区 > 神南 > 1丁目…」と、大きな単位(国・都道府県)から小さな単位(番地・部屋番号)へと絞り込んでいく階層構造をとっています。一方、欧米をはじめとする住所の英語表記の順番はまったく逆で、「部屋番号・建物名 > 番地 > 町名 > 市区町村 > 都道府県 > 郵便番号 > 国名」というように、最も特定性の高い最小単位から広域へと展開します。

この表記順の違いは、欧米の言語空間における「まず個を特定し、その個がどこに属しているかを後から説明する」という文法的な発想に基づいています。しかし、実務上知っておくべき英語住所表記の失敗しない理由は、国際物流の仕分けプロセスにあります。

海外の発送元や中継拠点のスタッフが確認するのは、原則として国名(JAPAN)と郵便番号だけです。荷物が成田空港や関西国際空港などの税関を通過し、日本国内に入った後は、日本郵便やヤマト運輸、佐川急便などの「日本の配達員」が伝票を見て届けます。つまり、日本国内の配送員がどの建物・部屋かを識別できさえすれば、単語の綴りが多少不格好であっても確実に手元へ届く仕組みになっています。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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