リゼロのレム幼少期と過去の真実|ラムの角折れと劣等感の全貌
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姉の役に立ちたいと焦るレムは、ラムの好物であるツノナシ草を採るために、夜中にひとり森へと足を踏み入れます。しかしその夜、鬼族の里は最悪の災厄に見舞われます。魔女教徒による突如の襲撃でした。
里が業火に包まれ、同胞たちが次々と惨殺される中、駆けつけたラムは圧倒的な戦闘力で魔女教徒を薙ぎ払っていきます。しかし、恐怖で立ちすくむ幼いレムの背後から迫る凶刃に気づいたラムは、迷わずレムの盾となりました。その代償として、ラムの頭部にあった唯一の角が無残にも切り落とされたのです。
誇り高い鬼族の象徴であり、無限のマナを供給する源柱であった角を失ったラムは、その場で戦闘力を喪失。辛うじてロズワール・L・メイザースの手によって姉妹は救出されたものの、この夜を境に二人の運命は決定的に狂い始めます。
そして何よりもレムの精神を破壊したのは、姉の角が折れた瞬間、自分の心に去来した「これで姉様と同じになれた」という一瞬の安堵と歓喜でした。敬愛する姉を救えなかった無力感に加え、姉の不幸に救いを感じてしまったおぞましい自己への嫌悪が、レムの心を生涯癒えない罪悪感の檻に閉じ込めたのです。