マクドナルド金閣寺店の看板がなぜ茶色?京都景観条例の驚愕の真相

マクドナルド金閣寺店の看板がなぜ茶色?京都景観条例の驚愕の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

マクドナルドといえば、赤色の背景に黄色い「ゴールデンアーチ(Mマーク)」が世界共通の象徴です。しかし、マクドナルド金閣寺店に到着した人が目にするのは、赤みを極限まで抑えた深いダークブラウンの背景です。

この特異な外観が誕生した背景には、京都市が2007年9月に全面施行した「新景観政策(屋外広告物等に関する条例)」が存在します。千年の都としての歴史的景観と自然美を後世へ継承するため、市内全域を21の地域区分に細分化し、建物の高さやデザインだけでなく、屋外に設置する看板の色彩、面積、発光方法に全国で最も厳しい基準を課しました。

金閣寺店が位置する京都市北区衣笠エリアは、世界遺産・金閣寺の門前にあたる「修景景観地域」や「歴史遺産型美観地区」の厳しい規制線上にあります。条例では、マンセル表色系に基づき原色の使用が厳格に制限されており、特に彩度の高い「赤色」は使用面積や明度が細かく規制されています。この規定をクリアし、古都の景観と共生するために採用されたのが、伝統的な町家建築の木調や土壁に馴染む特注の「茶色看板」でした。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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