ヒロアカ「私が来た!」は何話?オールマイト名言の元ネタと引退の軌跡

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オールマイトが「平和の象徴」として君臨した理由は、単に個人の戦闘力が桁外れだったからだけではありません。彼以前の日本社会は、異能(個性)の出現に伴う犯罪率の激増によって治安が崩壊していました。そこで八木俊典は「社会にはたった一本の揺るぎない大黒柱が必要だ」と考え、無個性でありながら先代からワン・フォー・オールを受け継ぎ、犯罪抑止力そのものとなったのです。

しかし、その絶対的な存在感は諸刃の剣でもありました。オール・フォー・ワンとの過去の戦いで呼吸器の半分と胃袋を失い、活動限界が削られていく中で、彼は自身の後継者を探し始めます。そこで出会ったのが、無個性でありながら友を救うために真っ先に飛び出した緑谷出久(デク)でした。

神野区での死闘において、オールマイトは体内に残されていたワン・フォー・オールの最後の残り火を完全燃焼。宿敵を倒した直後、TVカメラを指差して放った「次は、君だ」という言葉は、世界にとっては新たな平和への誓いであり、デクにとっては「象徴の終焉と継承」を意味する魂のバトンタッチでした。これにより、オールマイトは現役ヒーローの座を完全に引退することとなりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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