頭にアルミホイルの元ネタとは?陰謀論や思考盗聴の起源を解剖

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日本国内のインターネット空間において、この概念は独自の発展を遂げました。1990年代後半から2000年代初頭の初期インターネット黎明期、個人のWebサイトや掲示板などで「政府機関から思考盗聴を受けている」「特定の組織から電磁波攻撃を浴びせられている」と主張する人々、いわゆる電波系テキストがサブカルチャー界隈で注目を集めていました。

当時の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)でも、被害妄想的な告発スレッドが定期的に乱立し、ネット利用者にとっては奇妙でありながら身近な存在となっていました。2010年代以降、海外のRedditや4chanで定着していた「Tinfoil Hat」ミームが輸入され、なんでも実況J(なんJ)やVIP板を中心とするコミュニティで日本語化されます。

「はいアルミホイル」「頭にアルミホイル巻いてそう」といったフレーズは、突飛な言動や陰謀論を書き込むユーザーに対して「お前、思考盗聴を恐れて部屋でアルミホイル被ってるタイプのヤバい奴だろ」と揶揄・突っ込みを入れる定番スラングとして確立していきました。相手を真正面から論破するのではなく、冷笑的かつユーモラスに切り捨てるネットスラングとしての機能を持ったことが、爆発的な普及の要因です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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