猫のしっぽが垂れて動かない?馬尾症候群の初期症状と原因・最新治療法
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猫の背骨(脊柱)の中を通る脊髄は、腰のあたりで終わり、その先は「馬の尾」のような細い神経の束(馬尾神経)となって仙骨や尾椎、後肢、膀胱へと伸びています。この馬尾神経が物理的な圧迫や牽引によって損傷を受け、様々な神経障害を引き起こす状態が馬尾症候群です。
飼い主が最初に気づきやすい猫の馬尾症候群の初期症状として、以下のような行動変化が挙げられます。
最も分かりやすい兆候は、しっぽが完全に麻痺して動かない、あるいは先端しか動かせない状態です。感情表現としてしっぽを振ることもできなくなり、常に下垂したままになります。また、腰からお尻にかけての感覚過敏も顕著で、猫の腰仙部周辺の痛みが激しくなり、軽く触れるだけで激怒して噛みつこうとしたり、低く唸ったりするようになります。
さらに、高い場所へジャンプするのをためらう、キャットタワーから降りる際に着地を失敗する、階段の上り下りを嫌がるといった運動制限も、初期段階から頻繁に見られる異変です。