胚盤胞グレード4Bbの妊娠率は?年齢別の着床・出産率と流産の真実
胚盤胞グレード4Bbの妊娠率は?年齢別の着床・出産率と流産の真実について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をチェックしてください。
「グレード4BBの妊娠率は一体どれくらいなのか」という疑問に対し、日本の主要な生殖医療センターが公表している臨床成績や日本産科婦人科学会の集計データから見えてくるのは、非常に前向きな数字です。
現在主流となっている凍結融解胚移植における4BBの成績を見ると、臨床妊娠率は約35〜45%、無事に出産へ至る出産率(生産率)は約25〜35%を記録しています。最高評価とされる4AA(妊娠率およそ50〜60%)と比較しても、その差は10〜15%程度にとどまります。
また、顕微授精由来の胚盤胞であっても、従来の体外受精(ふりかけ法)であっても、胚盤胞にまで到達した後の着床率や妊娠率に有意な差はありません。受精方法にかかわらず、4BBまで成長した受精卵は高い生命力を持っています。「A判定がつかなかったから望みが薄いのではないか」と過度に落ち込む必要はまったくありません。