モーニング娘。名曲『Memory 青春の光』真相と脱退の全貌

今注目を集めている モーニング娘。名曲『Memory 青春の光』真相と脱退の全貌について、多角的な視点を整理して公開しています。

サウンドプロデューサーのつんく♂は、前作のディスコ調歌謡路線から一転し、アコースティックギターの切ないアルペジオと重厚なヒップホップビートを融合させたアレンジ(編曲:前嶋康明)を採用しました。ゴスペルクワイアを思わせるコーラスワークと、憂いを帯びたメロディラインは、当時の日本のメジャーシーンにおいても極めて先鋭的な試みでした。

歌詞の世界観は、青春の終わりと別れ、そして消えない記憶をテーマに描かれています。「愛する人を失った喪失感」を描写するラブソングの形を借りつつも、言葉の端々には「初期モーニング娘。の青春時代の終焉」や「福田明日香の旅立ち」と完璧にリンクするダブルミーニングが込められていました。

綿密に計算された歌割り(パート分け)も秀逸です。メインメロディをソウルフルに歌い上げる福田明日香と、憂いを帯びたトーンで感情を揺さぶる安倍なつみ。この2人を主軸に据えつつ、サビ前では保田圭や市井紗耶香、石黒彩らの低音・中音域を活かしたハーモニーが緻密に配置されています。全員で声を重ねるサビの分厚いコーラスは、メンバー個々の声質の個性が溶け合い、奇跡的な哀愁を醸し出しています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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