上原謙の38歳差再婚と加山雄三の葛藤|泥沼離婚と遺産の真相
上原謙の38歳差再婚と加山雄三の葛藤|泥沼離婚と遺産の真相の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
昭和45年(1970年)、上原謙氏は34年連れ添った最愛の妻であり、元女優の小桜葉子氏(享年52)を子宮がんによる心不全で亡くしました。小桜氏は明治の元勲・岩倉具視の曾孫にあたる名門出身で、家庭を厳格に取り仕切る精神的支柱だったため、上原氏の喪失感は計り知れない深さだったと当時の関係者は述懐しています。生きる気力を失いかけていた大スターの心の隙間に現れたのが、のちに上原謙の再婚相手となる大林雅美氏でした。
ふたりの出会い、すなわち上原謙と大林雅美の馴れ初めは昭和49年(1974年)頃、東京・銀座の高級クラブでした。当時、大林雅美氏は20代後半。クラブに勤めながら芸能活動やモデル業への足がかりを模索していたと伝えられています。上品で可憐な容姿と人懐っこい物腰に、当時65歳を迎え孤独感を深めていた上原氏は急速に心を奪われていきました。
昭和50年(1975年)、ふたりは正式に入籍を発表します。当時、上原謙氏は65歳、大林雅美氏は27歳という驚愕の38歳差婚でした。現在でこそ芸能界の年の差婚は珍しくありませんが、当時の日本社会において父親と娘以上の年齢差がある再婚は極めて異例であり、日本中のお茶の間が蜂の巣をつついたような大騒ぎとなりました。「大スターの晩節を汚す暴挙」と非難する声が上がる一方で、「男のロマンを体現した」ともてはやす男性週刊誌も現れるなど、メディアの論調は二分されました。