ヴェルタースオリジナルのセリフ全文と元ネタ真相!なぜ不朽のミームに?
ヴェルタースオリジナルのセリフ全文と元ネタ真相!なぜ不朽のミームに?の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。
まずは、多くの日本人の脳裏に焼き付いている日本語版CMのナレーション全文を振り返ります。無駄のない言葉選びと美しい起承転結は、広告コピーの最高峰と評されています。
【日本語版 CMナレーション全文】
「私のおじいちゃんがくれた初めてのキャンディ。
それはヴェルタースオリジナルで、私は4才でした。
その味は甘くてクリーミーで、
こんな素晴らしいお菓子をもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。
孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです。」
このセリフの最大の肝は、「特別な存在」というフレーズの反復構造にあります。幼少期に祖父から注がれた無償の愛と自己肯定感が、半世紀の時を経て今度は自分から孫へと受け継がれる世代交代の美しさを、わずか数十秒の映像で見事に表現しています。
続いて、ドイツの製菓メーカー・ストーク社(August Storck KG)が世界各国で展開した英語オリジナル版のセリフを確認してみましょう。
【英語版(オリジナル)セリフ全文】
"I was only four years old when my grandfather gave me my first Werther's Original.
It tasted so sweet and creamy...
I felt I was really special.
Now I am a grandfather myself,
and what do I give to my grandson?
Werther's Original, of course.
Because he, too, is someone very special."
英語原文の「Because he, too, is someone very special.」を、日本語版では「なぜなら、彼もまた、特別な存在だからです」と直訳調にあえて翻訳したことが、結果として独特の文学的重厚感と語感の良さを生み出す決定打となりました。