青色Ledノーベル賞の真相と開発秘話!偉業の軌跡と特許訴訟の今
今注目を集めている 青色Ledノーベル賞の真相と開発秘話!偉業の軌跡と特許訴訟の今について、詳しいまとめをご紹介しています。
青色LEDの実用化は世界的な大成功を収め日亜化学工業を世界的企業へと急成長させましたが、その裏で青色LED特許訴訟という激しい法的闘争が勃発しました。
実用化の基本特許(通称・404特許)を発明した中村氏は、会社から受け取った報奨金がわずか2万円足らずであったことに強い不満を抱いていました。アメリカへ拠点を移した後の2001年、中村氏は発明の対価を求めて日亜化学工業を提訴。2004年の一審・東京地裁は、会社が得た独占的利益を算定し、日亜化学側に約200億円の支払いを命じる歴史的な判決を下しました。
最終的に2005年の控訴審において、日亜化学側が約8億4000万円(うち特許対価相当額は約6億円)を支払うことで和解が成立しました。この裁判は「社員が会社で行った発明の権利は誰のものか」という職務発明の対価(特許法第35条)を巡る議論を一気に加速させ、日本企業の研究開発インセンティブや技術者の待遇改善に決定的な変革をもたらす契機となりました。