遮熱ロールスクリーンは本当に涼しい?後悔の真相と西日対策の盲点

遮熱ロールスクリーンは本当に涼しい?後悔の真相と西日対策の盲点に関する質問を分かりやすくまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

購入前の段階で多くの人が混同しやすいのが、「遮光」と「遮熱」という二つの性能の違いです。この二つは似ているようで、対象としている光の波長が根本的に異なります。

遮光は、人間の目に見える「可視光線」を遮る性能を指し、部屋を真っ暗にすることを目的としています。等級としては遮光1級(遮光率99.99%以上)が最高峰です。これに対し、遮熱は熱を感じさせる「赤外線」を反射・吸収し、室内の温度上昇を防ぐ性能を指します。つまり、部屋を真っ暗にする遮光スクリーンであっても、熱を反射する機能を持たない単なる黒色や濃色の生地であれば、生地自体が熱を吸収して高温になり、巨大な暖房器具のように室内へ熱を放熱してしまうのです。

真夏の厳しい室温上昇を防ぐには、裏面にアクリル樹脂コーティングやアルミニウムの蒸着加工が施された遮光1級遮熱ロールスクリーンを選択しなければなりません。可視光線を遮ると同時に、赤外線を物理的に屋外へ跳ね返すスペックを備えて初めて、確かな遮熱効果が得られます。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価遮熱率(赤外線カット率)高性能品:約45%〜60%
一般生地:約15%〜25%日本インテリア協会(NIF)基準西日や直射日光が強い窓には遮熱率50%以上の製品が必須条件エアコン節電・電気代影響夏期の空調負荷を約15%〜23%削減月額換算で約1,200円〜2,500円減正面付けで隙間を塞ぐ施工を行うことで節電効果を最大化できるすき間による熱漏洩リスク天井付け時:左右合計約30mm〜50mmの隙間正面付け時:窓枠外側に50mm以上覆う「枠内スッキリ」を優先すると遮熱効果が半減するため設置法の割り切りが必要価格帯の目安既製品:4,000円〜9,000円
オーダー品:18,000円〜45,000円掃き出し窓(幅180cm×高200cm)基準長く暮らす本宅であれば耐久性と寸法精度の高いオーダー品が割安になる
吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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