痛くて入らない痔の注入軟膏!劇的に痛みを減らす入れ方のコツと姿勢
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薬局で購入できる一般用医薬品と、医療機関で処方される医療用医薬品では、含まれる主成分や治療のターゲットが異なります。自身の症状がいぼ痔(内痔核・外痔核)なのか、あるいは切れ痔(裂肛)なのかによって、適切な薬剤選択と使用法が分かれます。
市販薬の代表格である「ボラギノールA注入軟膏」と、肛門科で頻繁に処方される「強力ポステリザン注入軟膏」の臨床的特徴、成分構成、および推奨される使い方を以下の比較表にまとめました。
項目ボラギノールA注入軟膏(指定第2類医薬品)強力ポステリザン(医療用医薬品)編集部の見解・評価主成分・薬効成分プレドニゾロン酢酸エステル(抗炎症)
リドカイン(局所麻酔)
アラントイン(組織修復)
トコフェロール酢酸エステル(血行改善)大腸菌死菌浮遊液(局所感染防御・肉芽形成)
ヒドロコルチゾン(抗炎症ステロイド)ボラギノールは鎮痛・即効性に優れ、ポステリザンは生体防御反応を高めて組織治癒を強力に促す設計。主たる適応疾患内痔核、外痔核、裂肛(切れ痔)の痛み・出血・はれ・かゆみ痔核・裂肛の炎症・出血、肛門周囲炎、術後創面内痔核には注入、外側の切れ痔や腫れには塗布と、双方とも「注入と塗布の2WAY」に対応。使用頻度・回数基準1回1個、1日1〜2回
(塗布の場合は1日1〜3回)通常成人1日1〜3回、各1個を注入
(医師の指示に基づく)漫然とした長期連用は禁忌。ステロイド成分を含むため、一般用は10日前後を目安に使用。入手経路・参考コストドラッグストア、ECサイト
(10個入:約1,400円〜1,800円)医療機関受診・医師の処方箋必須
(保険適用3割負担で診察代別・数十円/個)軽度の初期症状は市販薬で即応可能だが、出血が持続する場合や排便困難時は早期受診が賢明。
いぼ痔と切れ痔の使い分けにおいて特筆すべきは、「患部がどこにあるか」によってノズルを挿入するか外側に塗るかを変える点です。肛門の歯状線より内側にできる内痔核は痛覚がありませんが、出血や脱出を引き起こすためノズルを完全に奥まで差し込んで注入します。一方、外痔核や切れ痔のように外側の皮膚が裂けている場合は、ノズルを無理に中へ差し込まず、指先や清潔なガーゼに軟膏を絞り出し、患部へ直接優しく塗り広げる使い方が基本となります。