「久闊を叙する」の誤用で大恥?意味や例文と目上への使い方を徹底解説
「久闊を叙する」の誤用で大恥?意味や例文と目上への使い方を徹底解説に関する詳細情報を徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
ネット上のマナー情報やQ&Aサイトを検証すると、「久闊を叙する」の誤用によって現場で冷や汗をかいたビジネスパーソンの体験談が散見されます。この格式高い言葉には、知らずに使うと致命的なマナー違反を招く「3大誤用リスク」が存在します。
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1. 初対面や浅い関係の相手に使ってしまう罠
最も深刻な間違いが、展示会や名刺交換の場で一度見かけただけの人や、初めてコンタクトを取る相手に対して使ってしまうケースです。「久闊」は「以前に深い関わりがあったにもかかわらず、長いあいだ音信不通だった期間」を前提としています。面識がほとんどない相手に対して用いると、「以前どこかでお目にかかりましたでしょうか」と相手を困惑させ、基礎的な国語力を疑われる事態に直結します。
2. わずか数週間〜数カ月の間隔で使ってしまう不自然さ
明確な日数の法的な定義はありませんが、言葉の重みとして数週間から数カ月程度の空白期間で使うのは大げさすぎます。一般的には少なくとも1年以上、通常は数年間から十数年の歳月が空いた再会においてこそ、その情景が美しく結実します。先月会ったばかりの相手には、素直に「先日はありがとうございました」と述べるのが適切な距離感です。
3. 目上の人に対する「上から目線」の誘い文句
言葉自体は格調高いものの、文末の組み立てを誤ると傲慢な印象を与えてしまいます。典型的な誤用が、部下から上司や取引先の重役に向けて「今度ぜひ、久闊を叙しましょう」「久闊を叙してください」と持ちかけるパターンです。
目上の人への使い方としては、こちらから一方的に要求するのではなく、以下のようにへりくだった表現へ転換させなければなりません。
- NG例:「近いうちに久闊を叙しましょう」
- 改善例:「甚だ勝手を申し上げますが、久しぶりに久闊を叙する機会を賜りたく存じます」
- 改善例:「貴殿と久闊を叙したく、ご都合を伺えれば幸甚に存じます」